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紙おむつ一つで、どんなエコ活動になるのか。別にそんなこと気にしなくていいじゃないと思ってしまうかもしれません。ですが、現在日本の乳幼児用紙おむつの年間生産量は約78億4000枚と言われています。紙おむつが一枚45グラムとして単純計算しても約35万2800トン、使用済みの紙おむつが一枚平均150グラムとして計算すると一年間に約117万6000トンのごみが出ることになります。
毎日膨大な数を使用する紙おむつ。一つの家庭の中でも平均13枚の取り換えがされています。確かに手軽で便利だけれども、このゴミ。どうなるのでしょうか?
紙おむつのゴミ処理方法は特に決まったものはなく、各自治体でバラバラです。多くの自治体で行われている焼却処理は他のゴミに含まれている物質と結びつてダイオキシンの発生原因にもなり、埋め立て処理も分解するまで
数百年を要します。
でも、いままでもずっとこうして処理してきたのでしょう?いいえ。日本の紙おむつの歴史は意外と浅く、主流になってきたのは1985年あたりからでした。その頃でも、まだ、紙おむつの性能もそこまで良くなかったので、布おむつ派と
紙おむつ派とそこまで差がありませんでした。
では、今圧倒的に主流になっている紙おむつの消費量がこれからもっと加速していくとどうでしょうか?赤ちゃんが大きくなったころの未来が少し不安になりますよね。まずは小さなことからでも。少しづつ。将来のことを考えてエコ活動を進めてみませんか?